Q&A
質問:質問メール久々に書きます。(梅雨ですね〜。じめじめ
してますね〜)フレット移動についてですが、特にアコースティック
ギターや歪み系の音の時、(キュー)と音が出ますが、これは仕方が
無いのでしょうか。それともならない方法があるのでしょうか。
(from サッカー&格闘技大好きギターキッズさん)
回答:どもども、キッズさん!!昨日はピーター・アーツが
ゲーリー・グッドリッジに完璧なKO勝利で買って心底ピーターファンの
私としては涙がウルウル・・・っていうことで、質問の回答ですが、
フレット移動時の”キューの音”は鍛錬で防ぐことが出来ます。
基本的に弦に指が触れたまま左手を横移動すると、当然キューという
音が発生してしまいますので、横移動の時だけ指を一瞬弦から浮かせて
移動してコードを押さえるようにしましょう。
例えば、FからA♭に移動するときに・・・
@Fを鳴らす
AFを押さえている左手の力を抜いて、弦を一瞬ミュートする
B左手を弦からわずかに離す
CすばやくA♭コードに移動する
DA♭を鳴らす
という手順で試してみてください。但し、A〜Cは猛烈に速いスピードで
実行しないと音が切れたようになってしまいますので要注意です。
余談ですが、この「キュー音」はプロデューサーによって好きな人と
嫌いな人がいて、何がなんでもこのノイズを消してくれ、というプロデュ
ーサーもおりますので、そういう仕事の場合は何が何でも消さなければ
なりませんので、練習しておいたほうが良いと思いますが、あえてこの音
を生かしたい!というプロデューサーもいますので、一概には言えないのです
が、僕の個人的な好みでは、”わずかに鳴っているならOK”だと思います。
この「わずかに」の基準ですが、コードの出音>ノイズであれば良いと思います。
フィンガーピッキングのアルペジオの時とかは出音が小さくなりますから、
注意したいですよね。下手するとノイズの方が大きくなってしまう可能性が
ありますので十分注意してください。
ギターはこのフィンガリングノイズに限らすノイズの多い楽器ですが、
基本的にはノイズよりも大きい音でプレイする、ということを念頭におけば
大体のノイズトラブルは防げると思います。逆に言うと、出音よりもノイズが
小さいということが大事、という事ですね。頑張ってください!!
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