Q&A
質問:おしえてください!!
1弦10フレットをチョーキングすると、
なんと2弦の音もビヨーンって鳴って
しまうんですぅ〜〜〜(>_<)
あたしにはギターむりなんですかね?
ふつつか者でもうしわけありません!!
(fromまきさん)
回答:まきさん、どもです!!
なんと2弦が鳴ってしまう!!!
それは大変だ、今すぐギターを楽器屋に
持って行って修理を・・・っていうのは
嘘で(笑)
この問題は練習によって解決できます。
2弦が鳴ってしまう理由は、
1弦をチョーキングした時に、弦を押さえて
いる「指の下」に2弦が潜ってしまっている
からなんです。
指をあんまり寝せて押さえていると、
2弦が指の下に滑って潜って行ってしまい
がちです。かといって、指を立てすぎてて
押さえてしまうと、なんと爪の上に2弦が
乗っかってしまって、チョーク・ダウン
(チョーキングした弦を下げる事。音が
下がって聞こえます。)の時に2弦のノイズ
が発生することになるのでこれも良くないです。
我々ギタリストは、年がら年中チョーキング
をしているので、指先が発達していて
通常人間の指は指の付け根から指先に向けて
「だんだん細く」なっていますよね?
ところが、ギタリストの指は指先だけが
「太く」なっているんです。
これは何回もチョーキングした為に指にまめが
できて、それを繰り返すことによってその
まめ自身が固くなって結果的に指先が太くなる
という状態になります。さらに、重要なポイント
は「弦を押さえる指の爪を短く切る」事です。
そうすると、指先が太くて、爪は短いので
弦を押さえた時に、指の肉だけが純粋に弦に
触れるので1弦をチョーキングしたときに
指先の肉の部分に同時に2弦が「触れる」
事になって結果的に2弦をミュート出来るんです。
チョーキングの時に他の弦が鳴ってしまう状態
だと、例えばバラード・ソングでツインギター
でハモリのフレーズを弾く、なんて時に
ヘンテコな音が鳴る事になってツライですぞ!
ちなみに、ダブル・チョーキングという奏法が
ありまして、わざと「1弦をチョーキングした
時に2弦も一緒にチョーキングする」という
奏法もありますから、ケースバイケースで
使い分けが出来るのが一番良いんですが、
まずは、1弦をチョーキングしたい時には
1弦だけが鳴るのが基本なので、ここから
マスターしていけるように頑張りましょう!
コツは毎日チョーキングして、指先にまめを
作る事です!!但し、痛くなったら少し休みを
とって、ピッキングの練習等に切り替えると
効率が良いです。で、また痛くなくなったら
チョーキングの練習をする、これを繰り返して
いるうちに2弦のノイズはならなくなりますよ!!
頑張ってください!!!
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