Q&A


  ■チョーキング後すぐに人差し指で押弦するフレーズについて
質問:前に「チョークダウン時の二つ隣の弦のミュート」を読み、
チョークダウン時に人差し指を遅れ気味に下ろすことで
雑音の発生をかなり防止できるようになりました。
しかし、「ランディローズ奏法について」で出てきたような
チョーキング後すぐに人差し指で押弦する必要があるような
フレーズの場合は、人差し指で雑音防止できないと思われます。
このようなフレーズの時はどのようにチョークダウン時の雑音を
防げばよいのでしょうか??是非是非ご教示ください!!
(from とーる_さん)

回答:とーる_さん、こんにちは。
チョーキング後すぐに人差し指で押弦する必要があるような
フレーズの場合ですね。これについては、僕は「ランディローズ奏法
について」で解説した文面は以下の通りでした。

3弦12フレットの中指ベンドの時に、極力中指だけで弦を持ち上げる
気持ちではなく、人差し指の爪の側面あたりが中指に触れるように心
がけていただいて、実際には中指でチョーキングしていても、気持ち
の中では人差し指もチョーキングに参加しているイメージを持って
見てください。

これをまず実行していただきたいのですが、このランディーローズ
奏法(このコラムだけ見ている人にはランディーローズ奏法と言われても
何がなんだかわかりませんね(^^;))については、”チョーキング後
すぐに人差し指で押弦”するわけですから、つまりは、チョークダウン
しないわけですよね。厳密に言うと、チョーキングしていた音は
「ミュート」して、新しい音を弾くわけですよね。なので、この場合は
チョークダウンの事は一切考えないで、チョーキングしていた音を
ミュートすることだけを考えると良いと思いますよ。

ミュートというよりは、チョーキングフレーズを「キャンセル」して、
新たな音を弾くという感じでしょうか。左手や右手がくれぐれも
力まないように実行してみてください。頑張ってくださいね!!

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