Q&A


  ■ファンクっぽいカッティングについて教えて下さい。
質問:どうもお久しぶりです。今回はタイトルどおりの質問です。
セーハ系の抑え方で、カラピッキングの時にミュートしてカリカリ
させるところまではわかっていまして、そのカリカリのときに一本だけ
ハーモニクスしてたり(特に人差し指)ピタッと音が止まらな
かったりします。(一本だけ元気に鳴り響いている。特に中指)無論練習
あるのみなのですがギターを始めて以来ギターを触れば必ず一度は
やるフレーズのひとつなのですが、これだけはどうにも満足のいく
できになりません。きっと何か裏がるのだろうと思い、メールさせて
いただきました。
PS→ノスタルジア楽しみにしています。銀座はちょっとわかりません
けど見に行きたいです。それでは。
(from 加茂さんのpowerをまねしようとして両手がひきつったあんちゃんさん)


回答:(笑)あんちゃんさん、ドモ。なんだかこのコーナーはハンドル名
勝負?になってきている気がしないでもない今日このごろです。
カッティングにおける「ナチュラルハーモニクス」を防止したいという
事ですよね?で、それだけナチュラルハーモニクスが気になるということは
もしかして歪ませてカッティングやってますか?歪んだギターのカッティング
は結構難しいテクニックですよね。ヌーノ・ベッテンコート、スティービー・
サラス、スティーブ・ルカサー、マイケル・ランドゥあたりが達人ですね。

ハーモニクスに関しては「1ミリでもハーモニクスポイントをずらせば」
とたんに鳴らなくなります。なので、慣れの要素が大きい部分ではありますが
特に歪んだギターの場合はハーモニクスが鳴りやすくなっていまして、その
場合お勧めしたいのが「出来るだけ沢山の指を使って弦をミュートする」事です。
セーハ系と言っても、人差し指だけでミュートする形では5フレットとか7
フレットあたりのハーモニクスが鳴りやすいポジションにおいてナチュラル
ハーモニクスを防止するのは、特に歪んだギターの場合は困難です。

なので、例えば5フレットのセーハのフォームでAコードをカッティングして
いた場合、ハーモニクスが鳴りまくる場合はブラッシングの時に瞬間的に
コードを押さえているフォームを崩して指4本を伸ばして弦をミュートして
カッティングしたりする事も僕はありますね。これも一種の速弾きみたいな
もんですね。結構忙しいですよ。基本姿勢はできるだけ沢山の指でミュート
するというのを心がけると良いんではないでしょうか。そんなことをやっている
うちに、自然とそういう事を考えなくても綺麗なブラッシングの音が出るように
なります。僕もスティービー・サラスみたいに歪んだ音で低音弦のブラッシング
が綺麗に鳴らなくてアマチュアの頃にかなり練習しました。
練習頑張ってくださいね。POWERをコピーしてくれたんですか?ありがとう
ございます。あれは左手が結構忙しい曲ですね。

銀座の山野楽器是非来てください!
http://www.yamano-music.co.jp/docs/event/index_honten.html
の「7月のイベント」のところに詳細が載っておりますが、
一応こちらにも書いておきますね。

<加茂フミヨシ ノスタルジア・コンサート>
日時:'06/07/01(土) pm5:30〜
場所:山野楽器本店 7Fイベントスペース「JamSpot」
電話番号:03-3562-5051(代)
アクセス:地下鉄銀座駅下車 A-9出口前
入場方法:
2006/06/07発売 CD『ノスタルジア』を山野楽器各店にてご予約および
ご購入いただいた方に先着順にてご招待券を差し上げます。

あんちゃんさん、7月1日銀座山野楽器本店に来てくださいね!
それでは練習の方も頑張ってください!!

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