2005/12/26 IT'S BEST SOUND Vol.2@渋谷7th floor

 

前回の「IT'S BEST SOUND Vol.1」に続き今回のVol.2も気合を
入れて本番にのぞみました。Vol.1の時の課題は僕達fjの
サウンド面(音のバランス)の問題があったので、そこを修正すべく
今回はリハーサルに加えてミーティングをかなり多くして
樺山さんとのコンビネーションをよりサウンド的にアップさせる
ように調整をしてきました。

今回も、4アーティストのライブプラス、セッションで構成されて
その前段階としてイベントの告知がテレビで放送されるなど、
恵まれた内容で、イベントをやらせていただきましたが、
(関係者の皆様本当にありがとうございました。m(_ _)m)
出演アーティスト順に、簡単なライブレポートを書きます!

<市川由貴「Soundscape」>
今回は、市川さんはトラブル続き(?)だったようで、まずドラムの
方がスケジュールがどうしても調整出来なかったので、サポートに
大西マナミさん(僕のサイトのTalksessionにも出ているプロドラマー)
を迎えて、という形だったのですが、市川さんからクリスマスの夜に
電話がかかってきて、どうしたんだろう?と思って電話に出たら
なんとギターの方が急病になってしまったとのことで、本番当日に
僕がピンチ・ヒッターで初見演奏でバンドに参加するという形で
ライブを行いました。市川さんの曲はフュージョンタッチでとても
難しく、かなり集中して演奏をしました。大西さんと一緒に演奏する
のは久しぶりだったので、もう少し楽しんで弾きたかったのですが
それどころではなく、結構必死でした(笑)本番は特にトラブルも
無く乗り切れたのでホッとしました。

<加茂フミヨシ「fj」>
前回同様、fjはサポートメンバーとして、ギターの前田君、
シンセの山田君を迎えて僕と樺山さんで計4人での演奏でした。
今回は、mf247にPOWERをネットリリースしたという事もありました
ので、いきなりオープニングにPOWERを演奏して、立て続けに
Blues Latin Jamを演奏しました。今回は音響的問題はさほどなく
良いコンディションで演奏が出来たと思います。今回は
GOOD WAVEから”最も難しい曲”「Aurora」を演りました。
樺山さんのオーケストラサウンドのお陰で僕も気持ち良くアドリブ
を弾く事が出来ました。前回よりはバージョンアップしたfjの演奏を
皆様にお届けできたのではと思います。

<岡野勇仁>
今回岡野さんは、全編ソロ・ピアノでの演奏でした。岡野さんも
相当気合入っていて、リハーサルからかなり鋭いプレイを連発
していて、これは凄いなと思って見てました。アルバム「カモシカの恋」
の楽曲や、新曲を織り交ぜた構成で、岡野さんの新たな一面を
見る事が出来て僕もいちファンとして、岡野さんのピアノに
聴き入ってしまいました。

<marron>
今回トリをつとめていただいたmarronさんは12月25日がオリジナル
アルバム発売の日だということで、26日はレコ発という意味合いも
あって、会場には多くのファンが詰めかけていました。
ピアノ、ベース、ドラム、そしてmarronさんのボーカルというバンド
構成で、しっかりと大人の味のグルーブを出していて、カッコ良かった
です。12月の渋谷の夜にぴったりのお洒落なサウンドでした。

<セッション>
市川さん、樺山さん、、岡野さん、marronさん、加茂で最後に
セッションを繰り広げました!一曲目は、名曲「ラスト・クリスマス」を
インストで演奏しました。ここでは市川さんをフューチャリングして
Yamaha Motifのシンセ・リードのソロが炸裂していました。
岡野さんが「もういくつ寝るとお正月」のフレーズをパロディー的に
アドリブソロに組みこんでいたのが面白かったです。

二曲目は、marronさんをフューチャリングしてヴァネッサ・ウイリアムズ
で有名な「アルフィー」を演奏しました。ここでは、岡野さんのピアノと
樺山さんのストリングスでしっとりと演奏しました。僕はアルペジオ
中心でサポートしましたが、 コード進行がとても面白いんですよ。
セブンスフロアの窓から見える渋谷の夜警とmarronさんのジャジー
な歌声がマッチングしていて、僕も弾いていてとても楽しめました。

Vol.2も年末でまだ皆さんお仕事中だったにも関わらず、今回も
100人を超える沢山の方に見に来て頂いて、大成功に終わりました。
次のVol.3に関しては、実は僕のセカンドアルバムの話が進んでまして
(初公開!)ちょっとアルバム制作で一休みさせていただいてまた
開催していきたいと思いますので、このイベントに出演したい!という
アーティストの皆様ご連絡お待ちしておりますので、是非一緒に
熱いイベントを創り上げましょう!!








(c) 2002. Fumiyoshi Kamo all rights reserved.
-