2004/05/29 SHIBUYA-FM 78.4Mhz「GOOD WAVE」2回目

 

こんにちは!!これから毎週土曜日はこの「GOOD WAVE」のオンエアが
ありますので、イベント事があったときに更新されるこのJammingメニューも
これからは活発になっていくと思います!!大体僕がライブをあまりやらない
からいけないんですよねーー。今年度はソロの作品をリリースしたいと思って
いますので、年末にはライブがやりたいなと思っています。
さて、オンエアのレポートです!

2004/05/29 On Air
COMRADE SELECTION  テーマ「70年代の名曲ロック」

1・Rock 'n' Roll(LED ZEPPELIN)
2・Stairway To Heaven(LED ZEPPELIN)
3・We Will Rock You(Queen)
4・BOHEMIAN RHAPSODY(Queen)

僕は大学の時にはLED ZEPPELINの魅力は正直言ってそれほど感じられません
でした。というか、「(自分が普段聞いているハードロックよりも)音が古い」という
ことと、「ギターが下手に聞こえる」という所がどうにも気になってしまって、僕は
70年代という事であれば、どちらかというとディープ・パープルの方が好きだった
のですが、作曲やアレンジをやるようになってからはツェッペリンがどれだけ
凄いアーティストなのかが身にしみて解りました。

例えば、Rock 'n' Roll(のイントロ一つとっても実に良く練られているのです。
ド頭のドラムフィルインは解っていてもなかなかリズムをとるのが難しいフィル
の一つです。そして、とにかくグルーブしている!!ドラム、ベース、ギターが
一体となってロックのグルーブを作り出し、そこに強力なボーカルが乗っかる。
請っているけれど、聞いた感じはシンプル。これこそがロックの王道だと僕は
改めて思いました。 そして、極めつけは天国への階段!!クラシックの重鎮
カラヤンに「この曲は完璧なアレンジだ」と言わしめた楽曲構成、メロディーの
よさ、間奏の美しさなどまさにパーフェクトですね。他のジャンルの人からも
認められているという功績もまた素晴らしいと思います。また、ツェッペリンは
下手というイメージがアマチュアの頃はありましたが、やっぱり上手いですよ。
大事な事はギターのテクではなく、アンサンブルの中でのギターの役割を
しっかりと理解して、その場その場で適切なアプローチをしてくるあたりは
ジミーペイジはさすが3大ギタリストだと思います。

3曲目4曲目はクィーンについてですが、クィーンは「70年代のクィーン」と
「80年代のクィーン」は僕の中で別のバンドとして捉えています。70年代も
80年代も両方好きなのですが、70年代については打ち込みやシンセサウンドを
使わず、ロックバンドの形態の中で重厚なアレンジをやっていた点が僕は
好きです。特にブライアン・メイのギターには完璧にノックアウトされましたね。
僕が一番最初にコピーした曲はクィーンの「炎のロックンロール」という曲です。
イントロのリフのダブル・チョーキングが弾けなくて困った思い出があります。
ブライアンメイはカッティングとビブラートがうまいんですよね。
プロ・ギタリストが持っていなければならない2大テクニックを両方とも高いレベル
で使えるあたりはさすがだと思います。We Will Rock Youの後半のカッティングは
カッコいいですよね。燃えてくるリズムも良いです。ブライアンメイはギターの
ダビングでも有名で、ギターのハモリをオーケストラ風に決めることの出来る
数少ないギタリストの1人だと思います。この技術に関してはジェイ・グレイドンに
匹敵するんではないでしょうか。オペラに影響を受けた曲作りもロックバンドの
域を軽く超えていてぱっと聞いただけでクィーンとわかるし、またクィーンに
影響を受けているバンドをちょっと聞いただけでも、「あぁ、このバンドはクィーンが
好きなんだ」ってことが解る位クィーンのスタイルが個性的なんだと思います。

COMRADE SELECTION第二回目をお送りしましたが、段々とこの番組が皆さん
の間に浸透しけば良いなと思っております。また来週のオンエアを楽しみに
してください!渋谷地区でない方はこのレポートをご覧になってください。
番組へのお便り、僕やSingへのご感想・ご質問どんどん待っていますので、
「SHIBUYA-FM GOOD WAVE係」まで、メール下さい! お待ちしております!!



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