2003/12/24 TBS TV番組@「名門!アサ秘ジャーナル」

 

メリークリスマス!!今年のクリスマスはあんまり「それっぽい雰囲気」が
僕はしませんが、皆さんはどうでしょうか?
今日の25時5分からTBS系列にて浅草キッドさん、江口ともみさんが司会
を務める人気のテレビ「名門!アサ秘ジャーナル」の年末版、
「永田町ゆく年くる年!落選議員!涙の大暴露忘年会」という番組が
ありまして、 その中のコーナーで前衆議院議員、高市早苗さんを
山本一太さんが激励する、という場面でギターを弾いてきました。

楽曲は今年2月にリリースした「かいかくの詩」 のカップリング曲、エイシア-ASIA-。
この曲はアジアを女性に見立てて一太さんが作詞、再び高市さんと韓国外交が
したい、という熱いメッセージが込められているそうです。
CDではブルージーなエレキをフューチャーしたアレンジにしていますが、
今回はバンドリハーサルをしている時間も無く、本番一発しか合わせるチャンス
が無かったので、アコギ一本抱えてTBSの「浜町スタジオ」に行ってきました。

テレビの制作現場を生で見ると、画面の様子とは全く違って、恐ろしく速い
スピードで話が進行していきます。例えば、ギターをマイクで録るのか、ライン
で録るのか、は最初現場に入る前は「ラインで」という事だったので、オベーション
のギターを準備していったのですが、現場に入ったら急遽「マイクに変更します」
という事で、しまった〜〜、他のギター用意すれば良かった!と後悔したのですが、
マイクの種類がアコギには向いていなかったので、また急遽ラインに変更しました。
こういう仕切りは通常のライブだとなかなか無いので、新鮮な感じがしました。

一番大変だったのが、「ディレクターの”キュー”」に合わせて弾く、という技術で、
通常僕らのようなスタジオ系のミュージシャンは演奏前に「カウント」に合わせて、
カウントを良く聞いて楽曲のテンポを掴んで、さらにカウント中に「呼吸」をとってから
演奏するというのに慣れ親しんでいるために、ディレクターさんが手で合図をして
くれてから、すぐ演奏をしようとするとかなり違和感があるんです。

勿論、完全に生演奏でワンテイクしかチャンスがありませんから、ミスをしないように
慎重に弾きたい所ですが、そういう意識が働くと逆に今度は縮こまったような変な
演奏になってしまうので、その辺に気を付けて演奏しました。イントロの最初に
ちょっと難しいフレーズを入れてしまったんですよね。キューに合わせて即座に
弾くと言う事で、「しまった、シンプルなフレーズからスタートすれば良かった!」と
ちょっと後悔しましたが(笑)、ここは自分への挑戦ということでそのまま変更無しで
キューが入った直後にフィルインのリックを弾いて、その後コードストロークを
演奏しました。いつもは初見の演奏が多いですが、今回はテレビなので暗記で
やりましたが、暗記力は結構あるのか?、ここは特に問題無かったです。

演奏は無事終了して、僕が浅草キッドさんがちょっとだけお話する、という場面も
収録されていたのですが、オンエアではカットされていました。(笑)
あと、イントロのその難しいフレーズの部分も丸ごとカットされていました。(爆)
特に演奏ミスは無かったので、楽曲のBメロもカットされていましたから、番組の
流れを重視して、という事だと思います。

今回のラインの演奏ではYamahaの「AG-Stomp」が大活躍しました。
とても簡単にコンデンサー・マイクで録音しているようなサウンドが出せるので、
ラインでアコギを弾きたい方にはとてもお勧めの一品です!!



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