2003/09/06 高崎野外音楽フェスティバル@太刀バンド

 

群馬県高崎市にて、第5回高崎野外音楽フェスティバルというロック・イベントが
ありました。 出演バンドは、ロードオブメジャー等を中心として豪華なメンバーが
勢ぞろいでした。動員数は一万人を超したと聞きましたが、高崎駅から少し歩いた
会場にはかなりの人が集まっていました。

とりあえず、群馬は暑い!! 東京より全然暑いんです。夏場は平気で38℃とか
出ちゃう土地なんで、会場入りした時点で僕は結構グロッキー気味になっていま
したが、会場の熱気で元気が出てきまして、よし!やるぞ!!という勢いでした。

太刀バンドとは「山本一太バンド」の事らしく(僕も当日知った)、どういうコンセプト
でそういう名前がついているかは謎です。(笑)一太さんに聞かないと解りません。
午前中の仕事を東京で行ってから新幹線で駅弁を胃に流し込みつつ会場入りし、
出演時間の一時間前に楽屋に入ったので、リハーサルも全く出来る余裕は
ありませんでしたが、ロック・イベントということで、元気に演奏しよう!
という事だけを軽く打ち合わせしました。

我々の出番は15時25分。ステージは「アースフィールド」と「レインボウフィールド」と
2ステージあって、片方のステージで演奏をしている間にもう片方のステージで
セッティングをするというものです。14:55〜15:20はロードオブメジャーのステ
ージでした。かなり盛り上がっていて、夏のロックイベントにはぴったりのノリでした。

僕らは20分で3曲を演奏しました。
(Set List)
1・世界がどんなに変わっても
2・エイシア
3・かいかくの詩

3は僕の曲です。1〜3とも、いずれも政治をテーマにした歌詞の曲なのですが、
サウンドはロック的なヴァイブが感じられるものであるということと、野外での演奏と
いう事もあったので、いつもよりもギターのディストーションを効かせて演奏しました。
全体的にはブルース・ギタースタイルでハードなアプローチで演奏しましたが、
僕には一つ盲点がありました。

それは、「チューニングメーターの液晶表示画面」なのですが、ステージ上でギターの
チューニングを音を客席に出さないでするためには生音だとMCやBGMが鳴っている
ステージ上では音の確認が出来ないので、チューニングメーターを使わないと
いくら音感があっても、自分のギターのチューニングが出来ない状況になって
しまうのですが、あまりにも日光がステージ上に当たりすぎていて、チューニング
メーターの液晶表示が見えないんです!! これは結構焦りました。
子供の頃から習っている先生が3列目位で見ているのをステージ上から発見した
ので、やばい、ギターの音程悪いねって言われたらどうしよう・・・って気分でした(笑)

そこで僕はチューニングが狂うリスクが高い「フェンダーストラトでのアーミング」の
プレイを避けて、フィンガービブラートを多用したソロを演奏しました。この事によって
何とか正常なチューニングを保ったまま演奏を行うことが出来ました。
先生に特に文句も言われなかったので、良かった!!って感じでした。(笑)

数千人の人の前で野外で演奏が出来たのはとても楽しかったです。
一太さんのサイトにもこのライブのレポートが載っているので見て下さい!



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